【Grado】プレステージ・シリーズの基本スペックと性能の比較

Gradoのヘッドホンはプレステージ・シリーズやプロフェッショナル・シリーズなど、それぞれグループ分けがなされています。その中でもヘッドホン初心者に優しい、比較的とっつきやすいシリーズがこの「プレステージ・シリーズ」です。

Gradoの他のヘッドホンと比較して安価な値段設定、そのうえでGrado独特の鋭い音を幅広い層に提供するためのモデルであり、音質特化を手軽く実感したい方におすすめしたいシリーズです。

プレステージ・シリーズは全部で5種類のヘッドホンがあります。一番安価な「SR60s」から、最も高価な「SR325s」まで。段階を踏んでいくにつれてヘッドホンの部品やスペックが微妙に違ってきます。

ここではプレステージ・シリーズのそれぞれの性能・スペックの違いを解説していきます。

 

プレステージ・シリーズのラインナップ一覧

「SR◯◯◯s」の◯の中の数字が大きいほど値段と質量、そして音質にかかわる性能が変わってきます。では値段と質量以外の、音質にかかわる性能の違いとは具体的に何なのか、次の表にまとめていきます。

 

プレステージ・シリーズの性能比較表

まず「SR60e」から「SR125e」まで。この3種類のヘッドホンはパッと見た感じ、全く同じヘッドホンにしか見えませんよね。では主にどこで差がついているのか?それはヘッドホンに使用されるケーブルの素材です。「SR60e」から「SR80e」へ、そして「SR125e」といくにつれて、ヘッドホンとプレイヤーを繋ぐ接続コードのスペックが向上します。

普通のOFC線(無酸素銅線)と8芯UHPLC線(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線とでは音質に若干の違いが発生し、より良い音質を求めるのであればより良いケーブルを使うことが高音質の道の1つとされています。sonyなんかは質の良いケーブルを別売りしているほどです。

 

そして「SR125e」から「SR225e」へランクを上げると、こんどはイヤーパッドの形状が変わってきます。

イヤーパッドのサイズが若干大きくなり、また真ん中をくり抜いたような形状へと変化しています。またハウジング内にあるドライバーユニットも進化しており、Lサイズイヤーパッドと合わせてより空間表現が豊かな音を出すことができるようになっています。

 

そしてプレステージ・シリーズの最高峰である「SR325e」になると、ハウジングに使われる材質が向上します。アルミニウム製ハウジングへと変化することで、幅広い音域をよりスムーズに伝達させることができるようになりました。

ここまでくるとGradoが奏でる本来のサウンドを充分に感じることができるかと思います。安定感のある中音域から、より正確な高音域と低音域を充分に表現できるヘッドホンに仕上がっています。特にローエンドやハイエンドになると、ヘッドホンによっては音が乱れてしまい、本来の音が耳に届けられないというケースが多々ありますが、この「SR325e」はしっかりと仕事をしてくれます。

 

以上が音質以外を全く考えない、非常に独特かつ鋭い音を手に取るための簡単なシリーズである、プレステージ・シリーズ全5種になります。

Gradoの高音質を手軽に試してみたいといった方は、ぜひ一度このプレステージ・シリーズからチャレンジしてみることをお奨めします。