
Gradoのプレステージ・シリーズに属する「SR60e」。Gradoのヘッドホンの中で最も安価で、最も軽量なヘッドホンです。Gradoの音質を経験するための、手に取りやすいモデルとなっています。
そんなGradoサウンド入門編である「SR60e」を視聴・購入した方のレビューを見ていきましょう。
SR60e レビューまとめ
レビューⅠ
- デザインはブラックオンリーに近い感じ。正直に言うと数千円のヘッドホンと変わらないくらいのチープさがあると思う。Gradoって音質以外はこーいうものなんだなと知るきっかけになると思う。
- やはり想像通りの高音質!気持ちよくなるくらい抜けのいい高音と結構パンチの効いた迫力のある低音。開放型なのも相まってスピード感が他の同価格帯のヘッドホンと比べてダントツな気がする。
- 装着感はあんまり褒められない。ズレるしあと音はめっちゃ漏れる。しかし漏れないように外側を塞いでしまうとせっかくの高音質がダイナシに。やはり誰の目も気にする必要がないような場所で楽しむためのヘッドホンか。
- 総評としては鋭く駆け抜けるような開放感のある音!それ以外の使用感は△。音質以外はずぼらなGradoのヘッドホンを理解するのに丁度いいヘッドホンだと思う。
レビューⅡ
- Gradoのデザインは酷いとよく言われているが、個人的にはあまりそうは感じない。つけていてカッコいいかと言われるとそこまでではないが、インテリアやアクセサリーとして見るとカッコよく感じるかもしれない。
- 高音は非常に透き通っていて聴きやすいが、あまりにも高音になってしまうと音がすぐ飛んでいってしまうような、キンキンとした音になってしまう。まだ購入したばかりなので、エージングが完璧に進んでからに期待。
- フィット感もそこまで悪いとは感じなかった。しかし遮音性は…もともと屋内で使う予定のものだったし、そもそも外で使いたいならGradoのヘッドホンを買うこと自体が間違い。
- そこらの同じようなヘッドホンと比べても音質では負けることがなさそう。低音自体もそこまでの量はないが、自然な感じで高音の足を引っ張るような音にはなっていない。全体的に開放感があって透き通っている。
レビューⅢ
- Gradoのヘッドホンは高級なものばかりで手が出しにくいブランドという印象があったが、一番手軽なSR60eから入ってみようということで購入。紙で作った化粧箱のような入れ物の中にSR60eは入っていた。
- 第一印象としては太いケーブル。ヘッドホン自体の大きさに比べてケーブルがかなり太く感じられる。やはりGrado、安価なSR60eであっても玄人感あふれるデザイン。
- プレステージ・シリーズの中でもランクの低いヘッドホンだということは織り込み済みで購入したが、このSR60eが奏でる音質には想像以上の感動があった。全体的にクリアな音質で、透明感のある音色。一番安いヘッドホンでこれとは、Gradoの音質レベルの高さを実感できた。
- 自分はそこまでのオーディオマニアではないが、このヘッドホンを使って初めて感動したという点で、このヘッドホンを押したい。上級者であれば気になる点があるとは思うが、普通の人がSR60eを使ってみれば確実にいい音だと判断すると思う。